100記事達成!!
これが記念すべき?100回目の投稿となりました。
これもひとえに皆様のおかげでございます。いつも見ていただきありがとうございます。
振り返ってみるといつもたいして実のある記事を書いてこなかったなあと思う事しきりで、今回は少しお役に立てそうな記事をひとつ書いてみようと思います。
早 速ですがBBから異音がするという事ありませんか?
自転車屋になって(勤め人のころから)から多くいただく修理案件のひとつです。
原因はなにか?
新車の場合の主な原因はBBの緩みか、組みつける際のグリス不足が多いと思います。以外にペダルだったりすることもあります。
(完成車の場合BBを開けてみるとグリスが全く塗られずに組まれていたという事もあります。)
案外グリスを塗って再度BBを 組みつけるだけで鳴きやんだという事も珍しくはありません。
じゃあ新車以外はというと、多いのがBBの緩み。
あとはBBからの異音だと思っていたらシートクランプの緩みだったり他のネジの緩みだったり、あるいはフレーム内部で別の個所の音が反響していていたりとほんとに様々です。
ペダリング時にパキパキなる場合はフレームにクラックといって亀裂が生じている可能性もあります。長く乗っていて突然なる場合は要注意です。
でも最近のBBはシールドタイプがほとんどで壊れにくく、もし本当にBBそのものが原因だとしたら交換以外に手はありません。
BBに限らず異音の原因を突き止めるのは結構骨の折れる作業です。
ですので今回はBBまわりに的を絞ってお伝えします。
まずはクランクを取り外して内容を確認していきます。
最近はシマノのホローテックの外付けBBが主流になりつつありますが、完成車ではいまでも多く使われているスクエアーテーパーのBBを取り外します。
まずはクランク中央のフィキシングボルトを外しコッタレスクランク抜きで外していきます。
外付け以外のタイプのBBでは右ワンは固く外しづらかったりします。
特にノーメンテで乗られていたクロモリ等はかなりキツイです。
そしてここがBBを外す際のキモとなりま す。
一般の方で「BBが外れない」という原因はこのひと手間?にあります。
まずはBBアダプター取り付け工具をセットしてハブスパナ(厚めで大きいワッシャーでも可です。)の隙間にフィキシングボルトを締めこむことで工具をがっちりと固定できます。
ですのであとはモンキーなどで力を入れて外すことに専念できます。
アダプター取り付け工具を固定出来てるか出来てないかによって結果は大きくかわりま す。
一応ペドロスからこんな工具が出てますのでこち らを使えばより簡単にBBアダプター工具を固定することができます。
ペドロス
ボトムブラケット抜き工具アダプター 税込定価1575円
緩める前には必ずラスペネを吹いておきましょう。
ラスペネは隙間に浸透しやすいので固着したネジ等には絶大な効果を発揮します。
ここはモンキーレンチでもいいのですが隙間が狭いのでヘッドスパナを使用した方がいいと思います。
かなり固くて外せない場合で体重をかけたりするとヘッドスパナ1つでは割れてしまう事があるので2つ使用して外すといいでしょう。
緩んである程度まで外れたらフィキシングボルトと固定用に使用したハブスパナを取り除き手でまわしていきます。
はい!これでBBが外れました。
ここはパーツクリーナーで綺麗に清掃します。
今まではデュラグリスを使用してましたがちょうど切らしたので、今回はパークツールのグリスを使用してみます。
オープン♪
おえ!ちょっと毒々しい色ですな。
まあ食べるものでないので気にしない!
まずはBBハンガーを清掃していきます。
こんな色のグリスです。これを・・・
こんな感じに塗っていきます。
これがBB本体。
こちらも清掃してグリスを薄く塗っておきましょう。
あとは組みつけるだけです。
ある程度までは手で回していきます。
最後は工具を使って本締めです。
しっかり締め付けましょう。
はいこれで元どおりです。
今度は左わんも先ほどと同様に組みつけていきます。
K君スペシャルでこんな感じにクランクを付けました!!
っていうのは冗談です(笑)
スクエアーテーパーは気をつけないとこんな風にも付きますよという例です。
はい!これで完成で~す。
あとはブレーキをかけてペダルに体重を思いっきりかけてみてパキパキならなければOKです。
それでも音が鳴る場合は他に原因があると思われますので細かく調べていきましょう。
いかがでしたか?
今回100記事目ということで力を入れて書いてみました。
皆様のサイクルライフのお役に立てていただければ幸いです。
今回の作業手順はあくまで一例として捉えて下さい。
もし外せな いBBがありましたら外しますよ!
その他不具合等ございましたらお気軽にご相談ください。
これからも回を重ねられるように頑張って参りますので今後とも皆様よろしくお願い致します。
これもひとえに皆様のおかげでございます。いつも見ていただきありがとうございます。
振り返ってみるといつもたいして実のある記事を書いてこなかったなあと思う事しきりで、今回は少しお役に立てそうな記事をひとつ書いてみようと思います。
早 速ですがBBから異音がするという事ありませんか?
自転車屋になって(勤め人のころから)から多くいただく修理案件のひとつです。
原因はなにか?
新車の場合の主な原因はBBの緩みか、組みつける際のグリス不足が多いと思います。以外にペダルだったりすることもあります。
(完成車の場合BBを開けてみるとグリスが全く塗られずに組まれていたという事もあります。)
案外グリスを塗って再度BBを 組みつけるだけで鳴きやんだという事も珍しくはありません。
じゃあ新車以外はというと、多いのがBBの緩み。
あとはBBからの異音だと思っていたらシートクランプの緩みだったり他のネジの緩みだったり、あるいはフレーム内部で別の個所の音が反響していていたりとほんとに様々です。
ペダリング時にパキパキなる場合はフレームにクラックといって亀裂が生じている可能性もあります。長く乗っていて突然なる場合は要注意です。
でも最近のBBはシールドタイプがほとんどで壊れにくく、もし本当にBBそのものが原因だとしたら交換以外に手はありません。
BBに限らず異音の原因を突き止めるのは結構骨の折れる作業です。
ですので今回はBBまわりに的を絞ってお伝えします。
まずはクランクを取り外して内容を確認していきます。
最近はシマノのホローテックの外付けBBが主流になりつつありますが、完成車ではいまでも多く使われているスクエアーテーパーのBBを取り外します。
まずはクランク中央のフィキシングボルトを外しコッタレスクランク抜きで外していきます。
外付け以外のタイプのBBでは右ワンは固く外しづらかったりします。
特にノーメンテで乗られていたクロモリ等はかなりキツイです。
そしてここがBBを外す際のキモとなりま す。
一般の方で「BBが外れない」という原因はこのひと手間?にあります。
まずはBBアダプター取り付け工具をセットしてハブスパナ(厚めで大きいワッシャーでも可です。)の隙間にフィキシングボルトを締めこむことで工具をがっちりと固定できます。
ですのであとはモンキーなどで力を入れて外すことに専念できます。
アダプター取り付け工具を固定出来てるか出来てないかによって結果は大きくかわりま す。
一応ペドロスからこんな工具が出てますのでこち らを使えばより簡単にBBアダプター工具を固定することができます。
ペドロス
ボトムブラケット抜き工具アダプター 税込定価1575円
緩める前には必ずラスペネを吹いておきましょう。
ラスペネは隙間に浸透しやすいので固着したネジ等には絶大な効果を発揮します。
ここはモンキーレンチでもいいのですが隙間が狭いのでヘッドスパナを使用した方がいいと思います。
かなり固くて外せない場合で体重をかけたりするとヘッドスパナ1つでは割れてしまう事があるので2つ使用して外すといいでしょう。
緩んである程度まで外れたらフィキシングボルトと固定用に使用したハブスパナを取り除き手でまわしていきます。
はい!これでBBが外れました。
ここはパーツクリーナーで綺麗に清掃します。
今まではデュラグリスを使用してましたがちょうど切らしたので、今回はパークツールのグリスを使用してみます。
オープン♪
おえ!ちょっと毒々しい色ですな。
まあ食べるものでないので気にしない!
まずはBBハンガーを清掃していきます。
こんな色のグリスです。これを・・・
こんな感じに塗っていきます。
これがBB本体。
こちらも清掃してグリスを薄く塗っておきましょう。
あとは組みつけるだけです。
ある程度までは手で回していきます。
最後は工具を使って本締めです。
しっかり締め付けましょう。
はいこれで元どおりです。
今度は左わんも先ほどと同様に組みつけていきます。
K君スペシャルでこんな感じにクランクを付けました!!
っていうのは冗談です(笑)
スクエアーテーパーは気をつけないとこんな風にも付きますよという例です。
はい!これで完成で~す。
あとはブレーキをかけてペダルに体重を思いっきりかけてみてパキパキならなければOKです。
それでも音が鳴る場合は他に原因があると思われますので細かく調べていきましょう。
いかがでしたか?
今回100記事目ということで力を入れて書いてみました。
皆様のサイクルライフのお役に立てていただければ幸いです。
今回の作業手順はあくまで一例として捉えて下さい。
もし外せな いBBがありましたら外しますよ!
その他不具合等ございましたらお気軽にご相談ください。
これからも回を重ねられるように頑張って参りますので今後とも皆様よろしくお願い致します。